被害者

突然事故が起こりました。 なんとも考えられないタクシーとの事故…

 

休日に私は妻とクルマで出かけてる道中での事故でした

信号は無いが見通しの良い交差点で起こりました。

道幅も8m位で人通りが多かったので徐行で交差点内にさしかかりました、前方には横断歩道があり通行人が居たので私は交差点内の横断歩道手前で停車してました。

その時妻が「タクシー前見てない!」と、右側道路からタクシーが私のクルマの方に全く前方を見ず右折してきました。

そのまま私のクルマにぶつかりました。

そのタクシーの会社はコマーシャルもしてるような有名なタクシー会社だったので簡単に事は収まるだろうなと軽く考えてました。

 

私はすぐ警察を呼び事故処理しましたが、タクシードライバーは警察官に嘘ばかりはなし始めました。

私がぶつかってきたというような言い回しで…

しかし現場検証しお互いのクルマのキズの状態からもちろん私が止まってる状態であった事は立証されましたがタクシードライバーは一切非を認めない。

結構時間が経っていたので目撃者も直後なら沢山居たがもう居ない、なんか嫌な予感…

しかし有名なタクシー会社だから大丈夫と私も妻も思ってました。私が念の為タクシーのキズとかも写真撮っておこうと携帯を構えた時、妻は「そんなんせんでも大丈夫よ」と促されたのもあり何もしないでおきました。

 

そうこうしてると事故処理が終わり。

「今後の修理代等の事はお互いで話し合って決めてください。」(警官)

「え?!」(私)

(私は20年以上無事故だったので本当に無知でした…)

「お互いって?!このおっさん僕が悪いって言うてるんですよ!こんなんと話し合いとか無理でしょ?!」(私)

「警察は介入できないので…」(警官)

「証明はしてくれるんですよね?!僕がぶつけられた事は!」(私)

「はい、それは私あてにいってくれたら大丈夫です」(警官)

まぁそれならと…その場を後にしました。

 

すぐに私は保険屋に事を話すと「○○さんが止まってるところにぶつかられたのならこちらの保険は使わないで大丈夫なので何もしないで大丈夫ですよ」と

それで安心してました…

 

翌日タクシー会社から連絡は無し。

夕方私からタクシー会社に電話すると…タクシー会社の事故処理係が出てきて最低な返答が…

「○○さんがこちらにぶつかってきたんでしょ?そう聞いてますが」(事故処理)

「え?!、違いますよそちらのタクシーがぶつかってきたんです。警察でもそう処理してますよ」(私)

「ドライブレコーダーとかついてましたか?」(事故処理)

私は付けてなかったので「付けてないです」(私)

(今思えばカマをかけてきたんだと思います)

「タクシーだからドライブレコーダー付いてますよね?」(私)

「いやぁーあのクルマには付いてないんですよぉー(嬉)」(事故処理)

嘘付いてるの丸出し。

「言ってる事が違いますねぇ、○○さんがあの場所にいたから事故になったんでしょ!」(事故処理)

もう腹ワタが煮えくり返りました。

もう話してても拉致が開かないと思い電話を切りました。

 

すぐ保険屋に電話しました。私の保険屋は代理店だったので担当という別の女性に代わりました。

そして事故の経緯を話し、私はもうあの事故処理の人間と話たくなかったので間に入ってくれるよう依頼しました。

 

クルマの修理は修理見積もり出すと約40万かかるとの事。

すぐに事は済むとまだその時点では思ってました。

 

そして、クルマの修理はすぐにしていいのかな?と疑問に思いました。

保険屋に問い合わせると

「もちろん修理して頂いて結構ですよ」(保険屋)

「でもタクシー会社はお金払ってくれるんですかね?」(私)

「それは相手様と話し合って決まりますので、5分5分とか…」(保険屋)

「は??!何が5分5分ですか?10:0でしょ?!」(私)

「いや、それは相手様との話し合いで」(保険屋)

もう駄目だこいつ…

保険屋も信用できない。

 

事故に詳しい友人に相談してみました。

「最悪やん!タクシーは絶対金払わんで! 身体は?」(友人)

「ちょっと首が痛いかな」(私)

「病院行って診断書もらって人身事故にして通院して自賠責から少しお金もらうしかない、そのお金を修理代に充てるしかないで」(友人)

半信半疑でしたが次の日病院に行って診断書をもらい警察に人身事故で提出しました。

 

警察に行くと人身事故扱いなのでもう一度調書を作らないといけないと言うことで事故の状況を一から説明しました。

警察署からタクシー会社へ電話して状況を聞いてました。

そうすると、「タクシーのキズの状態を見たいので修理出さずに置いててくれ」(警察)と言ってました。

タクシー会社は「わかりました、まだ修理してないので置いておきます」(タクシー会社)

約3分後タクシー事故処理係から警察に電話があり

「あの車両はもう修理してました」(事故処理)

「今さっきしてない言うてたんじゃないの?!」(警察)

「いやぁ~勘違いしてたみたいです」(事故処理)

声が漏れてたので全部聞こえてました。ほんと隠蔽処理丸出し。

警察も呆れてましたが、警察は民事介入できないと…

 

友人の言葉が確信に変わりました。「タクシー会社は絶対金払わん!」

 

自分の保険屋も信用出来ないので弁護士にお願いする事にしました。

保険に付いてる弁護士特約。

 

保険屋の信頼度が無くなってたので保険屋に紹介される弁護士は拒否し知人に弁護士を紹介してもらいました。

その弁護士に事の経緯を話この案件を受けてもらう事が出来ました。

そして1ヶ月ほど過ぎ…弁護士から電話が…

「○○さん、この件は示談という形にしますか?」(弁護士)

「?、どういう事ですか?」(私)

「10:0と言ってましたが無理ですよ、訴訟起こすなら手続きしますけどせいぜい5:5ですよ」(弁護士)

「なんでですか?最初に経緯を話した時なんで受けますと言ったのですか?」(私)

「タクシー会社に話聞いたのですが、この事故の状況があり得ないです。よくて5:5ですよ」(弁護士)

「もういいですわ」(私)

 

弁護士を即刻解任しました。もう頭の中が真っ白でした。

 

弁護士は弁護士特約を使うと保険会社からお金が確実に入ってくる。

勝とうが負けようが着手金は確実に手に入るのでそれを目当てに受ける弁護士は多いらしい。

実際私の場合はクルマの修理代を払ってもらいたい。物損で戦うという事なのですが弁護士は物損だけを取り扱いは受けたく無いというのが本心らしいです。お金にならない。

その後自分自身で弁護士事務所をネットで調べ電話しましたが物損だけと伝えると窓口対応の段階で「手がいっぱいなので受けれない」と断られ続けました。

断られた弁護士事務所の受付に

「受けれないと言うならホームページに今は手がいっぱいなので受けれないと書いててください。物損だけだから受けれないんでしょ?正直に答えて下さい。答える義務があるでしょう?」(私)

そうすると

「弁護士から物損だけでは窓口の時点でお断りするよう言われております」(受付)

「わかりました。ありがとうございます。正直に言って頂いて助かりました」(私)

 

弁護士も商売。成功報酬が少ない案件は受けたくない。

 

この事を踏まえて何軒かの弁護士事務所を訪ねましたが全く見つからない…

最初の弁護士の様に着手金目当てか?!と思う様な弁護士や、今は手が空いてるので受けてもいいとか言ういい加減な弁護士。

 

正義は無いのか?

 

 

3週間掛かりようやく真摯に相談に乗ってくれる弁護士が見つかりました。

事故の状況、今まで弁護士に断られてきた事、全て話してそれでも受けてくれるとの事でした。

 

 

ここまでで既に事故から2ヶ月以上経ってました。

 

まず警察にある調書を取り寄せないと進める事が出来ないと、時間がかかるのでそれまで行ける限り通院するようにと。

タクシー会社は普通の任意保険に入れないので(とても事故が多い為入れない)タクシーの自賠責保険から慰謝料というかたちで通院費をもらうしかない。最悪それをクルマの修理代にするしかない。

 

 

私は病院が空いてる時間に仕事が終わる日は通院を続けました。辛いものです…でも絶対泣き寝入りはしたくない。

 

 

やっと調書類が届いたと連絡がありました。 事故から約半年。

 

内容を見ると、タクシードライバーは過失運転致傷で処分されてました。

起訴状は、

安全確認を怠り車両の有無及びその安全確認不十分のまま漫然発進し、停止した○○運転の普通自動車に気付かず、衝突させ3週間を要する傷害を負わせたものである。

というものでした。

 

タクシードライバーの調書は

左側道路の方を見ないで右折し、右側横断歩道を渡ってた歩行者に気を取られて右方を見たまま右折しました。接触して初めて相手車に気づきました。

 

私のクルマの状態

右前部バンパーは後方から前方に押された痕跡が認められた。

ホイールに直線的な摩擦痕があり、前輪停止時に印象されたものと思料された。

 

 

タクシーが他所見して走ってきたということが確定してるのに非を認めない。

この内容を見て誰が私が悪いと思うのでしょうか?

事故を起こしてもお金は払わない者勝ちというのがタクシー会社のやり口です。

 

 

 

 

今通院をストップして症状固定と診断され、これから本格的にタクシー会社と戦っていきます。

 

まだまだ時間はかかると思います。

 

追って更新していきます。

 

 

 

 

 

 

しかし普通の会社員の場合だとこういう事故に巻き込まれると泣き寝入りしないとどうしようも無い状態になるのは多々あると思います。

 

タクシーというのはこういう輩の集まりです。

 

助けて欲しい時に人は助けてくれない事もとても多いです。

 

くれぐれも事故には気を付けてください。